吸入ステロイド薬 副作用

吸入ステロイド薬の副作用はほとんど無い

ステロイドに対する誤解
咳が止まらない症状の治療として、「ステロイド吸入」と言うと、ほとんどの人が「効果的だけど副作用がひどいから危険」というイメージを持っています。10人中9人くらいは否定的なイメージを持っているようで、正確な知識を持っている人はほとんどいないでしょう。おそらく、アトピーでステロイドを使って治療した副作用や、服用した時の副作用のイメージがあるので、ステロイド(副腎皮質ホルモン)は悪であるというイメージが定着しているみたいです。

 

でも、自分で咳止め薬やホクナリンテープなんかを使ってみて思ったのは、ステロイド吸入が一番副作用が少ないということです。ホクナリンテープはたしかに咳が止まるのですが、副作用で動悸と息切れがして、朝ゴミ捨てに行くのも辛くなってしまうということがありました。

 

キュバール

 

その点、ステロイド吸入薬(キュバール)の場合には、そういった全身に影響するような副作用はまず出ません。

 

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薬を吸入すると、薬は食道と気道に進みます。気道に入った薬は気管支まで到達しますが、食道に入ったものは吸入後に食事をしたり、水を飲んだりすれば、肝臓で分解されてしまいます。つまり、吸入ステロイド薬の場合には治したい部分にだけ作用させることができます

 

内服用のステロイドに比べてステロイド吸入の場合には、50分の1〜100分の1の分量で済みます。幹部に直接ステロイドが付着するため少量で効果があるようです。よくある副作用としては、吸入する時に喉にステロイドが付着するため、すぐにうがいをしないと、カンジダ(白い口内炎のようなもの)になってしまうことがあります。

 

あとは、声がれや喉の違和感などです。ステロイド吸入をするのを、朝食と夕食の直前と決めておけば、うがいをしてからすぐに食事をするので、気道の方のステロイドだけ残るようになるので安心です。僕の場合にはちょっと風邪をひいたような声枯れが一番大きな副作用でしたが、咳が止まらない苦しみに比べたら、全然大したことはありません。調剤薬局で薬剤師さんに「吸入後はうがいをしてください」と言われて、そのときはそれほど気にしませんでしたが、後になって気になっったことがあります。

 

それはうがいの仕方です。風邪の予防のうがいのように喉のところでガラガラするうがいと、歯医者さんで口をゆすぐようにうがいをするのと、どっちなんだろうと。喉の部分に付いたステロイドを落とすため、どうやら喉の部分でガラガラするのが正しいみたいですね。あと、口内にも吸入ステロイド薬は付着しているはずなので、口をゆすいだ方が良いと思います。その後にすぐに食事をして歯を磨けば完璧でしょう。食事をすることによって、微量のステロイドは肝臓で分解されます。

 

飲み薬の場合には、ある特定の器官にだけ作用させるのはとても難しいので、色々と副作用が出てしまいます。そういう意味で、ステロイド吸入は喘息の第一選択薬となっているのもうなずけます。ただ、ステロイド吸入の場合には、薬の効果が出るまで2週間〜1ヶ月程度かかり、既に出ている発作を止めることはできません。吸入してすぐに咳が止まる人もいるみたいですが、基本的に即効性は無いものと思っておきましょう。朝と夜の食事前に忘れずに吸入し続けることが重要です。

 

あと、重要なのは1ヶ月以内に咳が止まったとしても、その後も吸入器を1〜2ヶ月後は使い続けないと、咳喘息が再発しやすくなるので注意してください。その後の経過のアップデートはこちらのページに書いてあります。

 

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